笠岡市初開催!「ハロー!ミュージアム」で子どもたちが本物のアートと対話する日

『子どもたちに、本物の体験を届けたい』
ずっと願っていたことが一つ、形になりました。

令和7年12月11日(木)、笠岡市立竹喬美術館にて、公益財団法人福武教育文化振興財団の助成事業「ハロー!ミュージアム」が実施されました。 今回、笠岡市では初の開催となります。
竹喬美術館と、私の地元・笠岡市立吉田小学校をつなぐコーディネート役として、このプロジェクトの実現をお手伝いできたことを本当に嬉しく思います。

「ハロー!ミュージアム」とは?

岡山県内の全ての小学生が、卒業までに一度は美術館を訪れ、本物の芸術に触れる機会を作るプロジェクトです。
ただ作品を眺めるだけではありません。事前学習を行い、美術館訪問時には「対話型鑑賞」を取り入れることで、子どもたちの新たなものの見方や創造的思考を育むことを目指しています。

プログラムの流れ

今回は吉田小学校の3・4年生を対象に実施しましたが、5・6年生も一緒に参加しました。

事前学習:12月9日(火)

竹喬美術館の学芸員の方、岡山大学の先生、福武財団の担当の方と一緒に、竹喬美術館や小野竹喬さんの作品についての基礎を楽しく学びました。

美術館訪問:12月11日(木)

いよいよ本番!この日は美術館が休館日。

誰にも気兼ねすることなく、子どもたちが自由に話しながら鑑賞できる贅沢な環境です。
「対話型鑑賞」の実践 3・4年生は、4〜5人のグループに分かれ、それぞれにファシリテーターが1人ついて鑑賞します。
ここで大切なのは、大人が知識や正解を教えるのではない、ということ。

「何が描いてある?」「どう感じた?」
ファシリテーターが問いかけ、子どもたちが自発的に発言する場を作ります。
「あそこは〇〇に見える!」「この作品には四つの季節が全部ある!」
友達の発言に刺激を受け、鑑賞者同士の「気づき」の輪がどんどん広がっていく様子は、見ていて感動。

一方、フリーで鑑賞していた5・6年生も、自然と友達同士で「これ見て!」「すごいね」と話し合っており、アートが持つ「対話を生む力」を改めて実感しました。

未来へ向けて

プログラム終了後、スタッフの皆様や竹喬美術館の館長さんと意見交換会を行いました。

笠岡市での開催は初回だったため、まさに手探りの状態でしたが、子どもたちの輝く表情が何よりの成果です。
「次年度も竹喬美術館と笠岡市内の小学校でやりましょう!」
意見交換会は大いに盛り上がり、私も次年度に向けて「宿題」をいただきました(笑)。しっかりと形にしていかなければと身が引き締まる思いです。

笠岡市にある竹喬美術館での作品鑑賞が、子どもたちにとって芸術に触れる最初の入り口になってくれたら。そして、この経験が彼らの感性を豊かに育んでくれたら、これ以上の喜びはありません。

福武教育文化振興財団、竹喬美術館、そして吉田小学校の皆様、素晴らしい協働をありがとうございました。
このプログラム、そして竹喬美術館の大きな可能性を感じました。今後も「ハロー!ミュージアム」竹喬美術館バージョンを、皆さんと共に作り上げていくお手伝いをしていきたいと思います!

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