「混ぜる」がキーワード。地方創生対話フォーラム・聴講レポート

令和8年2月6日(金)、岡山駅近くの三木記念ホールで13時から17時までの4時間を通して開催された「地方創生対話フォーラム 近畿・中四国ブロック」に参加しました。 主催は内閣官房 地域未来戦略本部事務局。

人口減少社会における地域活性化と未来戦略。 政府、自治体、そして最前線で戦うプレイヤーたちが集結し、綺麗事ではない「生存戦略」が語られた4時間でした。

共通していたのは、「人口減少・縮小を前提とする」という冷静な視点と、その上で「多様な主体を混ぜ合わせ、化学反応を起こす」という熱い決意です。

セッション1 地場産業の再興

「うちの地域には何もない」という諦めをどう打破するか。
京都の「NeoTAN」や兵庫の西脇 多可オープンファクトリー「もっぺん」、広島府中の瀬戸内ファクトリービューなど、現場を見せることでファンを作る「オープンファクトリー」の事例発表。
とくに印象的だったのは、「行政は『お願い』する相手ではなく、パスを回し合う『パートナー』である」という言葉。
「場」を作り、動き出した人を繋げ、地域外の人も巻き込んでいくことが、地方経済活性化の鍵だと感じました。

セッション2 稼ぐ力の向上

滋賀県守山市の「起業家の集まるまち」。行政が黒子(ボランチ)に徹し、企業の挑戦を泥臭くサポートする姿勢に感銘を受けました。

「テンプレートはない。まずは個別に信頼関係を築くこと」

この言葉はその通りだと思いました。
大学としての取り組み、島根大学の「次世代たたら」や愛媛大学に「今治サテライト」も興味深い内容でした。

セッション3 若者と地方の魅力

鳥取で「村(経済圏)」を作ろうとする若き経営者や、徳島で自社の事業に取り組みつつ町議会議員としても活動する「複業」スタイルの議員など、枠に囚われない若者たちの躍動。彼らが求めているのは補助金ではなく、「挑戦を面白がってくれる土壌」と「信頼できるメンター」です。

このセッションは若いパワーにあふれていました。

今回の学びで確信した答え。 それは、「混ぜる」ことの重要性です。

職人と消費者、地元企業と学生、行政と地域外の人材。 異なる要素が出会い、意図的に混ざり合うことで、地域に新しい「熱」が生まれます。

笠岡には、すでに素晴らしい素材(産業・人・自然)が揃っています。 あとは、それをどう「編集」し、どう「発信」するか。 そして、どうやって人を巻き込み「混ぜて」いくか。一人ではできません。 まずは、同じ志を持つ仲間たちと、小さな「化学反応」を起こすことからスタートしなければ。

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