令和8年1月10日(土)、笠岡市新山自治会、にいやま新栄会、行政(まちづくり課・農政水産課)、みんなの集落研究所の方々など総勢約40名で、棚田再生の先駆地である美咲町上山地区を視察しました。

視察の工程
上山公会堂や上山神社を参拝し、英田上山棚田団の拠点である古民家「いちょう庵」や美しい棚田を見学。最後は「大芦高原温泉 雲海」にて、英田上山棚田団の理事・水柿大地さんから、情熱あふれるお話を伺いました。






水柿さんに教わった、持続可能な地域づくりのヒントの一例
水柿さんのお話の中で得たことの一部は以下です。
- 「稲株主制度」で仲間づくり
一口1万円の「株主」を募り、お米を配当として届ける仕組み。
一緒に地域を守る「仲間」を増やすことを重視。 - ハードとソフトのシェア
農機具を団体で共有し、上の世代から引き継いだ複雑な水利管理や棚田作りの知恵を新規移住者に還元。
農業参入のハードルを下げる。 - 「小さな経済」を回す
少額であっても対価を払ってもらい地域内で助け合う仕組み。 - 補助金に頼らない自立
ベースとなる活動は自己資金で行い、補助金は付加価値を高める挑戦のために使い分ける経営哲学。

視察を終えて
一番の感動は、住民約140名のうち40名ほどが移住者という圧倒的なパワーと、地元の皆さんと移住者が築き上げた「最高の関係性」です。 移住者が地域の伝統行事や過酷な水路掃除も大切に守り、地元の人が活動を支える姿は、新山地区、吉田地区、そして笠岡の未来を考える上でとても大きな刺激となりました。
「効率を追う農業振興ではなく、主体的に動く人を増やす農村進行を」という言葉を胸に、地域づくりを進めていきたいと強く感じました。
「不特定多数ではなく特定少数と丁寧につながっていく」
響きました。
